LIFE STYLE
突き動かすパワーの源は、
「好きなものを作りたい」でした。
栗原瑠璃華さん(ガラス作家)
35歳からのライフスタイルフィットネスがコンセプトのRelaxingwork。その世代の女性は、妻、母でありながら、仕事でもいくつもの役割を持っています。しかし時には”わたし”に戻って、リセットしてもらいたい。疲れやプチ不調を抱えながらも、等身大で暮らせたらどんなに素敵なことだろう。そのヒントを探してリアルなRelaxingwork世代の女性にインタビューしました。
今回は、山間の地域の自宅兼工房で色使いが特徴的な作品をつくる、ガラス作家の栗原瑠璃華さんを訪ねました。
色あざやかで思わず触れたくなる、しっとりと柔らかな質感の作品たち
「ガラス」との出会いについて教えていただけますか?
高校生の時に、趣味でガラス教室に通い始めました。家には父が描いた日本画が、たくさん飾られていたので、その影響もあると思います。好きな「色」を自由自在に表現できるのが楽しくて、もしかしたらガラスって何でも作れるのかも!と気づいた頃には、のめり込み夢中になっていましたね。
どんな作品をつくられていますか?
「色」をたくさん使って表現している作品が多いです。ふと見上げた青い空や、紅葉の枯葉、綺麗だなぁと感じたときに、アイデアが浮かんで。まずは文章を書いて、表現したいことをまとめ、ゆずれない部分を絞っていきます。次に器、小鉢、一輪挿しなどの形を決めて、デザインを考える感じですね。そういえば、毎年夏に展覧会で箱根へ行きます。ガラスが吹けない時期だからこそ見つけられる、美しい景色、朝日、夕暮れからもアイデアが沸いてくるので、私にとって箱根は大切な場所です。
お金の心配よりも、「好きなものを作りたい」ただ、それだけ
ご自身の窯を持ちたいと思ったきっかけは?
制作を続ける中で、もっとこうしたい!ああしたい!けれども自分の窯ではないので、制限があり、自由に使えない場所が多いんです。だんだんと自分の「好きなものを作りたい」という気持ちが膨らみ、よし、窯持とう!って、もう勢いです。初めてのガス代は30万円。お金の不安より、作る楽しさが断然に勝っていたので、合間をぬってアルバイトすれば良いやって思いました。とにかく窯の火を絶やすことは出来ないので、制作を秋冬に限定したり、電気に変えたりと工夫もしましたね。
ストレスを感じることはありますか?
好きなことをさせて貰っているので、ストレスを感じることはあまりない気がしますね。しいて言えば、立て続けに展示会が続き、作品の数が足りないときや、期日があるときかな。工房にこもる生活なので、窯の火を見続けていると、光の刺激で目が痛くなり頭が痛くなることもあります。ガラスを吹く体の姿勢も、窯の中を見ながらなので、かがんだ体勢が続くと腰も痛くて。だんだんと年齢も重ねているので、疲れが取れにくくなっているのを実感しています。あまりにひどいときは、背中にゴルフボールをあてて、腕を回したりしているんですよ。
頭用ローラーは、
まるでヘッドスパの心地よさ
今回はリセットローラーHEADをお持ちしました。頭皮を手指で押してもらうような、心地よいステンレスローラーです。
目の疲れがあるので、こめかみにあててマッサージすると、すごく気持ち良いです。自分の指でマッサージすると、また腕や肩が凝ってしまう。取っ手が動くので、体勢も楽です。頭皮部分を滑らかにすべる感じも、髪に絡まなくて安心ですね。硬くなった頭がほぐれて、血の流れを感じます。肩こりや腰痛もあるので、体全体の血流を良くしたいんです。
ステンレス部分は、人の指先をイメージしています。
この滑らかな動きが、人にマッサージされているような気持ちですね。